テレワークながの

令和3年度 長野県テレワークによる
多様な働き方普及事業

在宅ワーカーを活用して業務の効率化を図りませんか?

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株式会社ラーカイラム

御社について教えて下さい(会社概要)

弊社は2006年に神奈川で設立しまして、現在は神奈川・東京・名古屋・長野に拠点を構えております。

事業内容の柱は創業当初から行っているエンジニアの派遣部門と、東京と長野を拠点にして行っているソフトウェア部門の2つです。

エンジニア派遣は自動車メーカー様や精機メーカー様、国内主要メーカー様の研究開発や設計開発部門に優秀なエンジニアを派遣しております。

テレワーカーを活用したきっかけはなんですか

弊社ではコロナ禍よりも前、3~4年前からテレワークを行っておりました。

きっかけですが、弊社では自動車メーカー様からAI教師データの作成といった依頼を年に数回ほど頂いております。

こうした依頼は1年のうちの限られた期間のみの場合が多く、そのためだけに常用雇用の社員を雇うのは非効率です。

そこで依頼を頂いた時点でテレワーカーさんによる臨時のチームを作り、作業して頂いています。

こうした作業は特に専門設備や専門スキルを必要とせず、拠点や働く場所、年齢や性別問わず仕事をしていただけるテレワーク向きの作業です。

現在は多いときで10名ほど、少ないときは常時3名ほどのテレワーカーさんにご協力いただいています。

具体的な仕事はどのような内容でしたか

テレワーカーさんには先ほどのAI教師データ作成依頼のような、突発的な作業をお願いしています。

教師データの作成とは、AIの認識精度向上のために、様々なものが写った画像を見て、「その物体が何なのか」を人の目で切り出す仕事です。

例えば物陰に隠れている物体でも、人が見れば「これは人だな、こっちはタクシーだな」と認識できますが、AIの場合、隠れた物体に対してはどうしても認識精度が落ちてしまいます。

そこで人の目で切り分けた教師データを作り、AIに反映させることでAIの認識と人の認識の誤差をどんどん少なくすることができます。

こうした作業をテレワーカーさんに行っていただいています。


ワーカーを活用してよかった点、不安に感じた点はありますか

時間と場所を選ばず優秀な人材を使える点です。

例えばどんなに優秀な人材でも、育児に携わってて長時間働けない方や、遠方で通勤が困難な方には働いてもらうことができません。

ですがテレワークなら、会社から通勤や勤務時間といった制限や条件を課されることなく、各自の都合や事情に合った働き方ができる。

会社も臨時的な作業に対しワーカーさんにフレキシブルに対応してもらえるので、お互いにメリットのある働き方だと思います。

苦労している点ですが、基本チャットやメールでのやり取りになるので、ワーカーさんに細かいニュアンスを伝えにくいという問題があります。

修正をお願いする際も、簡潔に結論だけ伝えてしまうとワーカーさんが「叱られた」と受け取ってしまう場合もあるため、常に伝え方には配慮しています。

今後もワーカーを活用したいと思いますか。活用をしたくない場合どのような課題がありますか

もちろん今後もお願いしたいと思っています。

今後もお願いするうえでの課題としては「タスクの落とし込み」と「マネージメント側の管理」の2点の強化が必要だと感じています。

テレワークできる仕事はある程度単純化、細分化されて作業のタスクに落ちているのが大前提です。

その点ができていれば、テレワーカーさんにどんどん仕事をお願いして効率や生産性を上げていくことができます。

ただ、仕事を切り分けて振るだけでもダメです。

複数のワーカーさんに対して、すべての問い合わせや進捗の情報を集約し、時間や仕事をマネージメントできる管理者がいないとテレワークは成立しません。

テレワーカーさんを今後も活用するうえで、このタスクの落とし込みと管理者の育成が課題です。

ワーカーを活用する際に気を付ける点があれば教えて下さい (これから活用する企業に向けたアドバイス等)

テレワーカーさんには横であれこれと仕事を教えるわけにはいかないので、スムーズに働いてもらうための資料やマニュアルなどは事前にしっかり準備しておく必要があります。

また弊社ではテレワーカーさんと言ってもフリーランスのようにいつまでにやって下さい、ではなく、何時から何時といったように、できる限り皆さんが同じ時間に作業してもらうことも心がけています。

何かあった時にすぐに問い合わせができる体制にしておかないと、作業がそこで滞ってしまうからです。

こうした効率的に作業が行える体制をあらかじめどれだけ作っておけるか、がテレワーカーさんを活用するうえで重要になってくるのではないでしょうか。